世界初の「若返り」臨床試験が始動 — Life Biosciences ER-100、視神経疾患の患者登録を開始
【世界初のリプログラミング臨床試験が始動】 Life Biosciences社が開発する「ER-100」が、世界で初めて部分的リプログラミング(細胞の若返り)を人体に試す臨床試験への患者登録を開始しました。対象は失明につながる視神経疾患「LHON(レーバー遺伝性視神経症)」の患者です。 【ER-100とは】 山中伸弥教授がiPS細胞の作製で用いた「山中因子」のうち3つ(OCT4・SOX2・KLF4)を眼に届け、傷ついた網膜神経節細胞を若い状態にリセットすることを目指す遺伝子治療です。動物実験ではマウスやサルの視力が回復したと報告されています。 【なぜ画期的か】 これまで老化を細胞レベルで巻き戻すアプローチは基礎研究に留まっていました。今回はFDAがIND(治験開始申請)を承認し、ヒトで安全性と効果を確かめる段階に入ります。視神経という「閉じた組織」から始めるのは、リスクを限定するための慎重な設計です。 【期待と注意点】 成功すれば、緑内障など他の視神経疾患、さらには他の臓器の老化関連疾患への応用も視野に入ります。ただし臨床試験は始まったばかりで、有効性や安全性が確立されたわけではありません。初期データの公開には数年かかる見込みです。 出典:MIT Technology Review、Life Biosciences公式発表 ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

The first human test of a rejuvenation method will begin “shortly”
In a bid to treat blindness, Life Biosciences will try out potent cellular reprogramming technology on volunteers.
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